娘が梅毒になりましたVol.378
- 2024.04.02
- 娘が梅毒になりました
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娘が梅毒になりましたVol.378
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あとがき
お数珠は宗派が出ちゃうので描くのを悩んだのですが、
なんとなく普通っぽい感じで描いております。
特定の宗教・宗派を推したりするものではありませんので
悪しからずご了承下さいませ🙇
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ブログには無い作品解説があったりしますので
もし宜しければチェックしてみて下さいませ。
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お母さん本当に大変だな………
お母さんもある意味自業自得だと思うけど
明日は我が身だなとも思う
身が引き締まる漫画をありがとう
…
4〜7週間くらい前に、「産みます」と宣言した香織先輩。
こどもを育てるのに、どれだけ金がかかることになるのか?どうやって稼ぐのか?までは、あまりふかく考えてはいなかったかもしれないし、どうするつもりだったのかは、もうわからないけれど、ともかく、産んで、子を守ることを決意した香織。
帝王切開の後、生後、まもなく、NICUへと送られた赤さんは、その後、
「お気の毒ですが、お亡くなりになりました」
それまで、赤さんの生を揺るぎなく信じていた香織先輩は、医師に事実を告げられてなお、
「私の赤ちゃんは生きている!
誰が何と言おうと!」
… …よもや、「自己暗示」であったとは(注:たぶん、「否認」とか、防衛機制の類で、ああなったハズ)
(防衛機制については、… たぶん、高校の「倫理」「保健」、中学なら「道徳」「総合」あたりで、習うだろう事柄。詳細は割愛)
…
本編では、「現実逃避」してるようで、コレに対して、やいのやいの言われてきた香織先輩。
「現実を、直視せよ」「面倒ごとは、全部、母親に押し付けておいて…」「手続きとかもあるんだ、しっかりしろ」「だいたい、こうなったのは、自業自得、身から出た錆」「梅毒を放置してこうなったんだから、香織が悪い」「同情はできない」と、このように非難されてるっぽいんだが、かりにも、子を失った母親なのだ、あのおしんさんだって、長女の死産で気が触れたようになったのだ、
「心神喪失」「錯乱」「いかれる」「乱心」とか、そーいうことになるのが、たぶん、普通だと思う。あるいは、深い悲しみにうちひしがれて、正常な判断、言動ができなくなるとか…
…
だいたい、子を亡くした香織は、どうしたらよかったというのだろう?
たとえば、死亡を伝えられた聞いた香織が、もしも、そこで、
『なぜ、ころした! なぜ、蘇生してくれない!』
って、医者を恨み、憎しみ、怒り出すとか、
『わたしのあかちゃんを 助けろ!』
て、無理なことを叫びながら喚いたなら、
「無茶を言うな」「医師にやつあたりするとはなにごとだ」て非難されてただろう。
『梅毒の治療にと薬は飲んでまいりましたが、こうなるだろうということも、覚悟しておりました。赤さんとこうして別れることにはなりましたが、人間、執着をしていましては、先へ進むことはできませんので、今日を限りに、赤さんのことは忘れて、明日からも元気に生きていこうと思います。最期まで赤さんのことを助けようとしてくださった先生方、どうもごくろうさまでした』と香織が言いだしたなら、
「実の子どもが死んだというのに、なんて、薄情な」「冷酷だ」「人のこころはもっていないのか?」「簡単に、子どもの死を受け入れてしまうとはなにごとだ」「身体に赤い血は流れているか?」で、非難されてたであろう。
『死を告知されてからというもの、香織は、ずっと、泣き続けたのでした。三日三晩泣き続けて、涙は枯れ果てて、声はガラガラになるし…』でも、「いつまでも泣くな、みっともない」「泣きたいのは、人の命を救えなかった医師たちのほうだ」「泣いてどうなるのか? それで、夢の続き見せてくれる人を探すつもりなのか?」て非難されたとも考えられる。
『まあ、冷静によく考えてみたら、中卒で無職の私が、赤さんをそだてていけるわけがなかったよ』て、この時点でコレを香織が言おうとものなら、「だったら、最初から産もうとするな!?」「転んでから杖を手にしたって、なんの意味もないンだぞ!?」「それこそサイコパスだ」「そんな、簡単にあきらめてしまっては、それでは、「娘は赤さんを育てることを、心の底から強く思ったのだ」と信じて、今日まで献身的に尽くしてくれてた御母堂の立場はどうなるというのか!?」て、野党とか造反だけじゃなくて、支持者からも轟々たる非難を浴びせられる。
『先生方には迷惑をかけたね。御母堂にももうしわけのないことをした。せめてもの罪滅ぼしに、私は地獄へゆこう』などと言い出したら?
「いのちを、粗末にしてはならない」「御母堂よりも香織が先に死ぬことは、仏様がお許しにならない。お許しになるわけがない」て、死ぬことさえも許されなかっただろう。反省してみせても、「今更、遅い!」とか…
…
要するに、実は、4〜7週間くらい前に「産みます」て宣言してしまった瞬間から、もう、香織は、何をやっても、何を言っても、非難されてもやむなし、であったのだ。いいか、アンチというのは、それはそれはおそろしいもので、
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」とも言うし(中略)
_
だから、思うんですよね、
「赤さんの葬式はせずに、香織に対しては、「より遠くの病院で、経過観察」て説明して、あくまで、赤さんは存命であると思わせておいて、おとなしくさせておいたらよかったのに。「触らぬ神に祟りなし」とも、言うでしょう?
「葬式代はどうしたのか?」
「香典を受け取ったら香典返しをしなければならないが、大丈夫か?」
とか、カネの問題もあるけれど、それよりも、こう、ド派手に赤さんが亡くなった事実を香織につきつけるような事をして、この時点で、へたに、「死んだ」ことを香織に認識させてしまったら、…
「赤ちゃんが、死んだ…
なぜ、死んだ…? いや、死んだんじゃない、殺されたんだ、医師たちは、助けようとした、などと言っていたが、私の赤ちゃんは、アイツらに、コロされたんだ!
かえせ! わたしの、あかちゃんを、かえせー!」
て、今度こそ大いに怒り出し、もうみさかいなく人におそいかかるバーサーカーになるだろう、そうなったら、惨劇である。暴れる先輩を止めようとした者は、皆、倒されて、ある者は天井にはりつけられてさかさゾンビにされ、またある者は生き埋めにされた挙句つちおとこに変えられて、先輩と戦って敗れた者は、はんしんおとこやきょうじんへと成り果てて、それでもなおおさまらない香織の怒りのボルテージはますます強くなり、その叫び声は天を裂き、はげしい地団駄は地を揺るがし、映える声は夜の闇に響き渡り、やがては、引き金を引いて空を落として、海さえ割り、それで引き起こされた津波が東日本に到達し(注:でたらめのでまかせです)
(補足:少女ひとりの怒りが、天変地異を起こすことが、果たしてありうるのか? そこは、わからない。強い恨みが、呪い祟ろうというこころのちからが強かったら、あるいは、…?)
…
あと、参列した人には、「香織」について、是非とも話さなければなるまい。
……
だから、個人的には、
「敢えて、葬式、通夜とか告別式とか、そういうのは無し」にして、
「なんとかうまいこと赤さんを荼毘に付すことは香織に秘匿」して、
「赤さんを返せ!」怒らせるのを回避するべく、ひとまずは、病院ぐるみで「存命」だということにしておいて、
赤さんに着せてあげる服は、洗濯して常に清潔にしておかなきゃならず、赤さんとは、すぐに服を汚すものなのだから、赤さんの服は多ければ多いほどいい。だから、市場で毛糸とかぎ針を買ってきてやるから、どんどん編め、編んで編んで、編みまくれ、編まれてできた赤さんに着せてやるのに、さあ編め、と、赤さんのためにと服を編ませて、そうしてできた服を、より遠くの病院に入院している赤さんに届けるふりをしながら、メルカリで売って、カネに代えることで、なんとか(なるほど世の中甘くないことはわかってるけど、香織が暴れ出すのを防ぐのに、その場しのぎでも時間稼ぎでも、編み物や裁縫をさせることで静かにさせておいて、そのあいだに、打開策を考えるのがいいのだろうか?)
…
これが、「過去の話」で、今は立ち直っているのだ。なのか、「現在の話」で、今もまだ赤さんの生を信じて疑わず亡くなったという事実を頑なに拒み続けてる。なのかで、話はかわるんだが…?
…という個人の意見を挙げようとするか、
それとも、
「なぜ、葬式をしてしまったのだ?」と追及しようか、少し考えた後に、
「子を亡くした母親とは、最悪、暴れ出すこともあったりして? それに比べたら、赤さんのために服を編んでやろうとする香織先輩とは、なんと心の優しい御仁であろうか? 発症する症状の中では、この方がはるかにマシなんだぞ!?」って(ここでも、やはり、あこさんは「イージーモード」で、「現実逃避」させたんじゃなかろうか?とさえ思えるんですよね。 だって、こどもひとり死んだんだよ? 「助けられなかった、じゃなくて、はなから助けるつもりがなかったのを隠してるんじゃないのか!?」て、香織が逆ギレして、医者が、襲われて…という「ハードモード」にはしなかったところに、やはり、あこさんのこころやさしい性格があらわれてるんだろうなァと…
_
「数珠」より「宗派」より、
気になったのは、「服装」
香織は、かつて通ってた高校の制服でもよかったろうに、まさか、わざわざ、式のためだけに、その黒い服を買ったか借りたかしたのだろうか? そんなことをしたら、パンを買うためのお金が減ってしまうんじゃないのか? 大丈夫か?
最近は
「特定の宗教の宗派を推したりするものではない」と断りを入れないといけないんですね。何だか変な時代になったなぁ。
遠い昔(子供の頃)アメリカでは
電子レンジの中に猫を入れたりする人が居たり、考えられない使い方する人が沢山居るから、アメリカの説明書は日本では絶対に考えられない内容の注意事項まで書かれている。
と聞きました。
常識で考えればわかる事すら注意喚起しなきゃいけないなんて、とんでもないなぁと子供ながらに思いましたがそれに近い様な、変に配慮しなきゃいけない面倒な世の中になりましたね。
当然の配慮ならまだしも、重箱の隅をつつく様な人にも配慮しなきゃいけないなんて怖い世の中だわ・・・
カウンセラーつけてもらえるの恵まれてていいなあ
自分なんか田舎住みだから精神科少なくてしかも患者に寄り添ってくれない医者しかいない
この子ずっと勝手なことしててどこまでいっても人の話聞いてないな?自分の無責任の被害者が子供だって受け止めることからも逃げるのか。
ちゃんとお葬式したんだね…
絶対親族からいろいろ言われるのに
そんなに拘らなくても
DAISOの数珠でも描いとけばいいさー
書き進めるのか大変な場面が続くから
いくらストーリーが決まっていても
しんどくなりそうですね、応援してます
不幸な赤ちゃんだけど、
幼いながらも香織が思いを込めて産んで
不器用だけど大いに愛された存在になったのは救いだと感じます
ここまでいっちゃったら、いずれにしても廃人
母娘+孫で業を償うしか
葬式…
葬式とは、誰が、なんのために、行うのか?
「死者を弔うための儀式なのだから、死んだ人のため、すなわち、赤ちゃんのため」?
…
純粋に、科学的見地からいったら、「葬式」をすることで、遺体になにかしらの変化が起きることは、一切ない。あくまで物理的には合理的にと考えるのなら、赤ちゃんの心肺が停止して「死亡」となったら、即、火葬してしまうべきなのだ。
にもかかわらず、会場を設営する手間ひまをかけて、人を呼んだりして、僧侶には読経してもらい、参列者から香典はもらえるのかもしれないけれど、「挨拶」はしなきゃならんし、「通夜振る舞い」とかするんなら、参加した方々への饗応の作法とか…
何が、なにが、なにが、このような展開にさせたのか?
「どうしたらこの子が正気を取り戻してくれるのか?」って御母堂が心配しているんなら、答えはひとつ。
「御母堂が、初孫との死別を受け入れるため。
葬式をすることで、香織の娘は梅毒で仏様になりましたことを再認識するとともに、祖母として、孫が天に召されますようにと祈るため」
あくまで、御母堂は御母堂のために式を敢行したのであって、他の誰かのためではないなら、孫を弔おうという祖母が喪主になるのが、この場合は、むしろ、御母堂が葬式のためにうごくのが普通であろう。
(香織に、葬式のことを任せようとしたら?
「私の赤ちゃんは、生きている以上、葬式を挙行する理由は、すなわち、ありません」って、ふつうに拒否されそう。あんまりしつこくおしつけようとしたら、「嫌あァッ!?」て、怒らせてしまう。
葬式は、それをしようという人たちの気持ちの問題だから、前の話の香織では、赤さんの葬式なんて、誰が何と言おうと反対しただろう。
…にもかかわらず、黒い服まで着せて、式場に連れてきちゃった、て、どーいうことだよ? 「私の赤さんは、死んでなんかいない!?」て、いつ、「式を中止にさせるほど、暴れ出す」かわからないのに、そもそも、来る方も来る方だ、なんで、式の会場に、香織先輩が居るんだ!? 赤さんが生きてるんなら、葬式に参列することには、なんの意味もないンだぞッ!(カネの手間がかかることでも、「御母堂が挙式することには、何かしらの意義や意図もあっただろう」とは思ってたけれど、やっぱり、どーしても、その葬式の場に、「香織が黒い服を着て、居る」のが、もう不自然極まりなくて…(自分なら、「式をしたいんなら、勝手にやって! 私は、知らない、認めない、許さない」「だいいち、赤さんは亡くなった、という医師を信用しない。殺されたのではないか、助ける義務を放棄したのではないか?」て、赤さんの死を受け入れまい、て考えてる時に葬式しようとしたら、猛反対する。列席は、断固、拒否しただろう。よほど、怨みや怒りの感情が強かったら、
だから、敢えて、言いたい。
「葬式の会場で、その、亡くなった人と親交のあった者や、死者の親類縁者や、親兄弟とかいう人が、もしかしたら、会場のどこかで、人目も憚らずに座り込んだり泣き崩れたりしてるかもしれない。そーいう人がもしもいたら、もう、そっとしておいてあげてほしい。彼ら彼女らのふかい悲しみに共感してあげられるとか、最後まで寄り添ってあげようという覚悟とか、がないのなら、中途半端に声をかけるのは、この際、つつしむべきだ。
とくに、香織先輩は、「産む事が許されないなら、赤さんとともに、命を断ちます」という覚悟は見せてたのだ。
「それは、ただの脅しだ」「説得ではなくて、懇願しただけにすぎない」「産むための心がまえだけでなく、産んだ後のことは、考えてるのか?」とか、散々言われてたけれども、それはそう。正論でいったら、香織の言動はところどころ間違ってもいたし、「脅迫まがいの言動」も、悪いといえば悪い。けれども、あれが、あの時の香織にできた「精一杯の、覚悟の見せ方」なのだったとしたら? やってきた事はダメダメでも、気持ちや覚悟はホンモノだったのだとしたら? …て、思っていたのに、ああ、先輩よ、葬式の会場に行く、ということは、その者の死を直視しなければならないんだぞ、果たして、ここで乗り越えられるのか、受け入れられるのか? 無理だ、と思ったなら、悪い事は言わない、退席してしまったほうが、お互いのためだ(式に参加するしないも、その者の気持ちの問題だし、ここで、わめかれたりしては、式の進行の妨げにもなる。
「遺族は、葬式には、強制参加」だなんて、誰がそんなことを決めたのか? だから、喪主の御母堂は、そこに居なきゃなるまいとして、香織先輩は、もしかしたら、式場には居ない方がよかったんじゃ…?
_
…という事なんかを色々考えた上で、
『そもそも、香織先輩は、何故葬式に居るんだろう?
自らの意思で参列したのだとは、考えにくいんだが…?』
なんですよね。
ただ、この2行だけだと、
「遺族なんだから、あたりまえだろう?」
「子の親なら、死んだ子の葬式をすべきだ」
「産む事を決意した香織の自己責任で、本来なら、香織が喪主をすべきだ」
「香織が居なきゃ居ないで、「何で居ないのか?」説明しなきゃならなくなるだろう?」
「毎回、長いんだよ」
「本編への言及はしない、て言ってなかったか?」
「帝王切開してから、何日経過したんだ?」
「挙式に、いくら、かかったんだろう? 手術代や治療費で、病院にはお金を払わなきゃならないのに、葬式なんかして、大丈夫か?」
て、言われそうだし…
いや、作者のあこさんが、「あとがき」に、
〉〉なんとなく普通っぽい感じで描いております。
特定の宗教・宗派を推したりするものではありません。
て、こう、お書きになられてるけれど、「数珠」「宗教・宗派」よりも、
「服は、メルカリで安く買えたのか?」
「やっぱり、香織が式場にいる事が、すげぇ不自然」
て、これのほうが気になります。というあとがきへの反応であって(「ものはいいよう」「屁理屈」「あー言えば、こー言う」「こじつけもはなはだしい」「詭弁だ」ていう反論には、返す言葉はないかも