副業アプリの罠 Vol.102
- 2025.10.23
- 副業アプリの罠
副業アプリの罠 Vol.102
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たくさんの応援コメントやDMを賜り有難う御座います。
はい、ドラマや漫画なら華麗に助けが入り
「良かったね」で終わると思うのです。
確かにそれはそれで、「物語」としての「良い話だった」は得られますが、
現実はドラマのように警察が動いてくれない場合があったり、
この漫画よりもっと残酷ですよね。
何故なら「現実」なので。
それでは「自分も気をつけよう」には繋がらないと思うのであります。
「副業アプリの罠」コミルプでは2話先読みいただけます🙇🏻♀️
「娘が梅毒になりました」Kindle版、現在無料で公開中です。
ブログには無い作品解説があったりしますので
もし宜しければチェックしてみて下さいませ。
次話に続きます。
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危険性とかどう気をつけるかとかそういう社会的な感想は他の方にお任せするとして、物語の感想です
.
イチカ編とニア編を読み終わったときに、
「なぜあんな目に遭った2人が引きこもりになったり自殺に走ったりせず前向きに頑張れたのか」
「ニアの両親がなぜ自業自得ともいえるニアに対してあんなに甘いのか」
「ニアはなぜ元凶ともなったミツの写真を削除しないのか」
この辺りが個人的に割と疑問だったのですが、
ミツが死んでしまったという展開を見て色々と腑に落ちました
.
ニアの両親は多分ニアにミツの二の舞になってほしくなかったんでしょう
イチカとニアに関しては、「それでも死んだミツよりマシだから頑張れる」か「亡き友人の分まで頑張る」という餞のどっちかだと思います
自分だけは大丈夫だって誰もが思ってるでしょう。
でもこのような被害にあった人達だって、被害にあうのは初めてですからね。事件に巻き込まれることを想定して巻き込まれにいってる人なんかいないはず。
気をつけすぎるぐらい気をつけていい。つまんないやつとか真面目すぎるとか言われたっていいです、命にはかえられないのだから。
娘を何者かわからない人物によって命を奪われるどころか、怖い思いをさせられ遺体すら綺麗な形で返してもらえなかった。涙無くして読めません。
お母さんの「私たちがどんなに愛情を持ってこの子を育ててきたのか」が胸に刺さります。『私』じゃなくて、『私たち』。お母さんだけじゃなくて、お母さんとお父さん(と、ミツちゃんの成長に関わってきた人たち)。そして、愛情を持って育てられてきたミツちゃんも最期、「ママ、パパ、大好きだよ」って言っていましたね。Zのような犯罪者が許されないのは当然ですが、軽い気持ちで始めてしまったもののせいで、こんな風に犯罪者の餌食になってしまうなら、現実的に考えて、規制や法だけでは到底悲劇は防げないのだから(3章では警察が色々事情があるとはいえ相当無力だった)、そもそも、そんな可能性自体が自分の身の回りで生じないように、犯罪に繋がるものに近づかないように自衛するしかなくなってしまう。そのために、あらゆる可能性のなかでも、敢えていちばん救いのないものを敢えて不快な描写を意図的に取り混ぜて描くというのは、警鐘漫画として、私は寧ろ素晴らしいと思っています。
涙が出ました。
お母さんの気持ちを考えると辛い…