運命の恋♡いいえそれは愛着障がいですVol.63
- 2025.08.05
- 運命の恋♡いいえそれは愛着障がいです
運命の恋♡いいえそれは愛着障がいですVol.63
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ガイさんが放った衝撃の最低発言とは─
そしてどう出るのか、着彦氏!
「娘が梅毒になりました」Kindle版、現在無料で公開中です。
ブログには無い作品解説があったりしますので
もし宜しければチェックしてみて下さいませ。
「運命の恋♡いいえそれは愛着障がいです」次話に続きます。
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〉〉さっきはすまんな
…さっきはすまんな!? さっき!?
さっきっていうのは、昨季じゃなくて、先(さっき)!?
それとも、まさか、「焦子が殺気だってしまったのはすまない」「ゆなさんが箚記を書くのを手助けできないのはすまない」を略して…じゃなくて、「つい先ほどはうちの家内がとんだことで申し訳ございません」って言ってるのか?
おかしいだろ! ふつうは、「きのうはすまんな」って、懲りずに会うその執念には脱帽するけど、それにしたって、あんなことがあったんだから、会うのは今日の翌日の明日にしとけェェェ
(時刻が0:00を過ぎてるのなら、つい先ほどのことももはや「昨日」、だとしたら、たぶん、終電も走り去った後だろうし、ここでへたに駅のホームにてもたもたしてると多摩霊園行きの臨時列車がやってくることでしょう)
…
そして、〉〉どう出るのか、着彦氏!
…
おそらく、こうでしょう、
「だしぬけに、井戸の中から現れた着彦は、預金が、せんえーん、にせんえーん、さんぜんえーん… ぜんぜん、足りなァァい…」て、それはそれはうらめしそうな感じに出てくるじゃないでしょうか?
もしくは、
「深夜の静寂をやぶって、鳴り出す、スマホ。これに出た愛美に、彼は言った「俺は着彦。今、家を出たところだ」そして切れる。…が、しばらく後に、再び鳴り出す電話に出ると、「俺は着彦。今、ホテルの玄関の前にやってきた」己れの居場所だけを伝えて、またしても切れる電話。数分後、またしても着信アリ。恐る恐る、「もしもし…」「俺は着彦。今、部屋のドアの前にいる」「な、なんだってー!?」「いや、どこのドアの前にいるのかは、わかんねえだろうがよ!?」その刹那、けたたましく鳴り出す着信音にふたりは黙る、そして、意を決して、画面をタップする。と───
「俺は着彦。
いま…
俺はここにいる」
ふりかえると、そこには、後ろに立つおとこが───」
…
でなければ、
「ちょきんを むだづかいするおろかものども
いきて ここから だすわけには
いかない!!
わが うらみ おもいしれ!!」
と、とてつもなく邪悪なちからで
…ともかく、化けて出てくるんじゃないでしょうか?
楽天家でノーテンキな性格だと、
「親しき仲にも礼儀あり。といって、ああそうか、愛美は、ゆなさんを預かってくれてる希さんにその都度お礼の品を渡してるのだろう」とか「ピアノ講師のしごとに必要なものを買ってるんだろう」とか、言いそうなんだが…?
…
いや、そんなことよりも、希さんとその旦那さんに迷惑をかけたことを詫びるのに、何か買ってこい!?
明太子、メンマ、メントス、メンチカツ、
銘菓、名物、銘柄米、
メローイエロー、メルティーキッス、
もしも希さんが「おたく」だったら
名探偵□ナンとか名探偵ホー△ズなんかのグッズでも可?
なんでもいいから(そもそものはなしとして、希さんという女性は、メから始まるものには目がない人なのか?という疑問は残るけども、手ぶらで行くよりははるかにマシでしょう?)
凱、なんか回を追うごとに汚くなってる気が…
浮浪者みたいというか…
こんなんがモテるなんて私が男性だったら自分磨きするの馬鹿らしくなりそう(自分のために自分磨きするなら別ですが)
この性欲キモ女が
ガイに見切りをつけても
夫にこれまでの悪業がバレて捨てられて
姉にも絶縁されて
途方に暮れる。
そんな展開を早く見たいです!
お姉さんの希さんが頑なに着彦さんに連絡しないのは義弟や姪を傷つけたくないからなのかなって思ったり…
若干、それでもかわいい妹だしっていうのもあったと思うけどその感情はもう前々回くらいでなくなってそう
着彦死亡説の提唱者としては、「死んでる人に電話をする人はいない」だから、希さんは着彦に電話しなかった。と主張したいんですが(描かれてるのは、愛美の生み出した妄想だの幻想だの、あるいは、霊が…ていうのも、だいぶ無理があるけども)
「希が、頑なに着彦に連絡しないのは
義弟や姪を傷つけたくないからなのかも」
…これは、どうなんでしょう、まだ描かれてはいないから、あくまで憶測なんですが、
「実は、希さんは、着彦に連絡はしていた。
が、着彦は何かを理由に、迎えに行くことを拒否した」
「希さんは、着彦と連絡先を交換していない」
「着彦の終業時刻は遅い、彼が勤務地は遠い、などという、「着彦がゆなさんを迎えに来るのは難しいという事情」を、希さんは、予め、知ってた」
あるいは、希さんは心優しい人だから、多忙で激務な着彦の手は煩わせたくはなかったのかも…
… だとしても、着彦生存説でいくと、不可解な点がひとつ。
「風邪気味のゆなさんを預かることで、旦那が体調不良となっては、これまで試験のために頑張った努力が水泡に帰す。それを避けたいから預かり拒否したのに、結局、預かることにした。が、本心は、早く連れ帰ってほしい。
…という経緯もあるから、ふつうは、着彦に連絡するはず。妹の夫よりも、自身の旦那のことを守るのが、本妻の務めだと思うなら、なおさらもって、着彦を召し出さねばならない希さんが、着彦に連絡しない理由が皆無だ」と、僕はこう思うのです。
「容姿への過剰な自信」
Kindle版の解説を読んで、まずまっさきに思い浮かべたのは、美子のことば。
「お金と欲望とそれから美しさがすべて」
「この美しさの前に弱みなんて無い」
愛美を上回るルッキズム。これのルーツは…
今は昔、美子という幼児ありけり。雪の中に放り込まれることはなく、貸し倉庫にしまわれることもなく、蝶よ花よと両親の愛にはかそことなくはぐまくれ、やがて桜の花もほろこぶ春、つがつなく入学した美子は…
…
撚れし造花の146話に、
「美人は幼いころから、美しいねっていう褒め言葉を言われ慣れているの。
当たり前のことを言われても何とも思わない」
というセリフがあります。
…
美子は人気者だった娘で、愛美もそこそこもててたというのなら…
彼女たちの”自信”の根拠とは、すなわち、誉めそやす人がいたから、言い寄る者がいたから、かわいいかわいいと溺愛した親だったから、学芸会の主役なんかを見た目で選ぶような先生だったから、…彼女らの美しさを褒める人がいた事実なのではありませんか?
そして、それがかえって不幸の種になってしまったのではありませんか?
つまり、彼女らの人生に関わった人たちみんなが、美子をクリーチャーへと改造し、愛美を障がい者にしたのではなかろうか? 彼女らとは出会わなかった人々については、だから、彼女たちが狂うのを阻止できなかったと言えるのでは?(こじつけがひどい)
あと、人は見た目が9割。あさっての方向に、焦子について愛美の考えてたことを推測するなら、
「現れたのは、正妻の焦子だ!
…が、髪はボサボサ、色はごちゃごちゃ、衣服はヨレヨレ、手首には白いのを巻き巻き、なんかダブダブしてるし、すっげぇイライラしてるし、それで凱さんがビクビクしてるし…
焦子と凱さんは仲が悪くて、だから腹の虫の居どころも悪いのでしょう、
凱さんは愛美にお金を遣ってくれて、それで焦子には身なりを整える余裕がないのでしょう、
あんな見た目の正妻よりも、この見目麗しき愛美を凱さんは選んでくれるにちがいない。ていうか、選んでくれた結果の、今だろう?」
みたいなことを、焦子の見た目から考えたのかも?
(「自己暗示」「逃避」「他にこれといった長所が無いという劣等感をごまかすための”補償”」も考えられるけども、愛美が「過剰な自信」で容姿マウントを取ってるのなら… これについて考えられるのは2つ。
・解説で述べられてるように、不安だから、容姿を武器に打ちのめそうとした。弱い犬が根拠も無しに吠えるがごとく。
でなければ、
・上記で長々と述べたように、もててた事実だの人気者だった実績だのという、彼女らにとっては、確かな根拠があったればこその絶対的自信。
だとしたら、愛美にへんに自信をもたせてしまったやつらがいなきゃこんなことには(遅かれ早かれ、な気もしないでもない))
で、愛美は容姿マウントしてきたけども、そんな彼女に焦子は勝てるのか?
さあ! 次の一手をどうしようかと今頃は兄男と作戦会議していそうな焦子の、明日はどっちだッ!?(いつ来るかまだわからない明日に、どんなことがあろうとも、焦子のことはきっと兄男がなんとかしてくれると、僕は信じてる)