アイドルの遺言-#MeTooの残響-最終話
- 2025.06.03
- アイドルの遺言
アイドルの遺言-#MeTooの残響-最終話
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蛞蝓議員が秘書に罪をなすりつけ、責任をすり抜けた結末は、
読後に爽快感を残すものではなかったかもしれません。
けれど、それこそが現実の「やりきれなさ」なのだと思います。
その違和感ごと物語にしました。
そして終盤に唐突に登場したヘビ川という男に
驚かれた方も多かったかと思います。
実は、連載中に
「蛙・蛞蝓・蛇が揃えば、三すくみですね」
というご指摘を、勘の鋭い読者様からちょこちょこいただいておりました。
まさにその“蛇”が最後に姿を現し、
悪が悪を喰らう構図が、静かに幕を開けようとしています。
一つの腐敗が暴かれても、すぐに次の腐敗が芽を出す──
そんな終わりのない輪廻に、救いなどないのかもしれません。
それでも、歌葉さんと美琴さんの物語は確かに前へと進みました。
ラスト、優しく微笑んだ歌葉には、
まるでかつての歌音がその身に宿ったような、
儚くも温かな気配を重ねております。
この物語に付き合ってくださったすべての方へ
有難うございました。
さて、明日からは新連載が始まります。
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「アイドルの遺言-#MeTooの残響-」次話に続きます。
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連載完結、誠におめでとうございます🎉大変お疲れ様でした🙇♀️そして、YouTubeでアニメも展開しながら(梅毒の更新が始まったのはびっくりでした)すぐに漫画の新連載スタートとは、毎度エネルギッシュで喫驚します。更新楽しみにお待ちしておりますが、どうかお身体にはお気をつけてください。
⭐︎
私にとって、メイン女性キャラのキャラデザの可愛さが印象的だった今作、蛙と蛞蝓のおかげで得をしたのは蛇という結末なんですね。三すくみだと蛞蝓に溶かされてしまう蛇ですが、蛇を恐れる蛙が自滅してくれたことで蛞蝓の苦境を利用することができた、という流れは色々意味深です。現実世界では、世の暗部に蠢く1つの巨悪が倒れて万々歳、と言うわけにはいかず、仰るように、1つの腐敗が終われば別の腐敗が顔を出すのが常だと思うので、リアリティありますね。
⭐︎
でも、蛙太郎に関する腐敗に一旦ピリオドが打たれ、蛞蝓がダメージを受けたこと自体は一種のカタルシスとも言えると私は思います。歌葉ちゃんも美琴ちゃんも、今後の人生に幸がありますように。
果たして、このヘビ川・ウォレット・金益は、どんな法案を…!?
_
いっぽうそのころ。
美琴は、こんなメッセージを受け取るのだった。
「私を死に追いやったのは…
蛙太郎では、ありません…」
だというのなら、歌音は、なぜ死んだのか!?
_
同時刻。
蛙太郎の息子たち、オタマジャクシ三兄弟が、歌さんたちにお礼参りをしようと、仲間を集めるのであった…
…
果たして、少女たちの運命は!?
広告代理店の男こそが、真の黒幕だったりはしないのか!?
食物連鎖を鑑みるに、怪人がま口男と妖怪蛇革男とは、ドラクエⅢでたとえたら、やまたのおろちとボストロールで、バラモス級の極悪人と、大魔王ゾーマに匹敵する大悪党は、いったい、誰だというのかッ!?
…鷹村眼介(ホークアイ)と鳥打昴(とりうち ぼう)とか?
…さあ!
芸能界性加害問題について、芸能界の闇をさらに暴こうとするかもしれないあこさんの、明日はどっちだッ!?
…というわけで、さあ、リス君さん!
僭越ながら、”予告”はしておきましたから、
今すぐ、徒然漫画の作者のあこさんを説得して、
「アイドルの遺言 シーズン2」を今年度中に連載するようにと、働きかけるのです!?
さあ、がんばれ!?
言うまでもないが、当然、あこさんは嫌がるだろうけど、こころのちからを養えば、きっと、説き伏せられるんだから(弁明:いや、読者が希望したところで、作者はそれに応じる義理なんかないだろうけども、アシスタントの進言だったら、あこさんも耳を傾けるんじゃないかなぁ?て…)
…
それにしても、最後のナレーションはさ、あれは、要するに、
「よくぞ、倒した…
が、ふたたび、何者かが…」
て、ゾーマのセリフを、おつかいになられましたか?
素晴らしい締めくくりでした!
世の中綺麗事では済まない。
悪の影にまた悪あり。
そこを変に取り繕う終わらせ方ではなかったのは良かったと思います。
泥の中で咲く蓮の花の様に(泥は有機物の塊なので悪いものではないのだが)美しく咲く二人。
私も悪に染まらない様に生きていきたい。
そういうことでしたか。
現実は綺麗事やハッピーエンドだけではありませんもんね。
この後味の悪さが逆にリアルを突きつけられた感じがして、梅毒の漫画と同じように「考えさせられる」内容になっています。三すくみの蛇の登場も、そうきたか、と
あこさんらしい、してやられた感があります。
若い世代だけでなく、メディアや政治家、芸能関係者にも読んで欲しいですね(モデルについては色々予想できますがあえて言及しません笑)
短編ながらも内容は深く難しいので、どの程度の人がこのストーリーの真意を理解できるか…まあそこは、わかる人だけわかれば良いと思います。
新作も期待しています。
…
ヘビ皮先生は、果たして、どんな法案を通そうとしてのか?
方法は悪どいやり方だったけれども、蛞蝓こそは己れの支持率をあげつつ、ついでに国民のためにと嘯きながら「消費税を廃止しよう」と画策していたのを、このヘビ川は「来年度から消費税13%だ」という法案を通そうとしてるんだとしたら、もはや、どっちが「悪」なんだか…?
_
あと、「こういうことになりましたとさ」だと、懸念事項がひとつ。「蛙太郎の関係者たちは、このあと、どうなるのか? どうするのか?」
いや、会食編にて歌さんたちにセクハラやったあの有象無象どものことじゃなくて。
「不正行為、犯罪、暴力なんかで、プロデューサーの疋田が捕まる。
→当然、彼が手がけた作品については公開が見合わされたりするかもしれない。
経緯が経緯だから、「蛙にプロデュースされたアイドル」なんかについて、風評被害とか、何か、悪い噂が立たないとも限らない→… 」
徒然漫画の作者のあこさんは、こころやさしい人だから、蛙ヤローを血祭りにあげるとか、はりつけ、うちくび、アシッドアタックとかいう残虐なことにはしないで、法の裁きをうけよ。と、疋田を警察に捕まえさせたけども…
大丈夫かな?
(蛙に酷い目に遭わさせるとかいう耐え難きを耐え、
その後もセクハラされるとか忍び難きを忍び、
今日までやってきたのに、疋田が逮捕されて、蛙太郎にプロデュースされたアイドルグループも解散することになり、これまでの努力とかが水泡に帰した…
ていう人による「逆恨み」とか
(そういえば、藪を突いて蛇を出す。藪蛇。ていう語があって、蛙を滅ぼしたことよりも、そのとばっちりで蛞蝓を退治しちゃったばっかりに、嗚呼、こうして、蛇が現れてしまっただなんて… これでヘビ川が覇権をにぎってしまっては、さあ! この街の、明日はどっちだッ!?(あるいは、ヘビ川陣営から見たなら今度の成り行きはまさに「漁夫の利」。蛙に関しては自業自得として、蛞蝓サイドにしてみたら、手を組む相手を間違えたという判断ミスか、軒を貸したら母家を焼かれた… ?それとも、蛙のことを飼ってるつもりでいたらその手を噛まれた。はたまた、恩を仇で返さられた。か…?
今にして思えば、Vol.61で、
どこぞの出版社の記者が、
「蛙太郎にへそが
じゃなくて、弱点が、ありまぁす!」てもったいをつけて、「不正取引の帳簿」の存在を示唆してたけれど、あの会話が無かったら、歌さんは帳簿を暴くべく行動を起こす、ということはなかった。逆に言うなら、歌さんが事務所に潜入するのを敢行したのは、あの記者があんなことを言ったからだった。
… …61話が公開された当時には、
「腕を増やして、百手女神像を大量生産して、売りまくったら、大儲け」とかいうのと、
「こういうときの男の言うことなんて信用ならない、歌さんたちに有益?な事を話した「蛇穴 利澄」は、実は彼こそが怪人がま口男の手下のひとりで(以下略)」
とかコメントしたけれど、まさか、あの記者の正体って、蛙太郎を滅ぼすべく、ヘビ川に遣わされてた刺客で、そんな彼のところへ歌さんたちが訪れたのはまさに渡りに船だったというのか!?(もしも歌さんらと会わなかったら? それならそれで、彼は、蛙太郎の弱点を見つけ出すまでは有鱗党本部には帰れないからと、手間と時間をかけて、どうにかして証拠を見つけ出そうと四苦八苦、とはいえもしも首尾よく蛙太郎を失脚させることができたなら、みたいなー)
…
ところで、次作は「運命の恋ですか? いいえ、愛の不時着で障害発生!」だそうですが…
これを言ったら、「作者にあれこれ言うな」て言われそうでも、他にもやるべきことがあるのでは?
もう6月です。まず、衣替えでしょう、それから自動車税の納付、「アイドルの遺言 Vol.91の動画版の投稿」「Kindle版の娘が梅毒になりました。の、最終回に、解説を掲載する予定です」っていうのと、「姫子さんのその後を描いたスピンオフ」「オッシーはあれから、どこで頑張ってらっしゃるのか?という後日談」「シャドウという男は、どこでだれに突撃取材を敢行してるのか?」「あやさまはどこのなにを観光してるのか?」「考えてみたら、事故が原因で、いつまでも罪悪感に苛まれる初心者マーク男。というのも、ある意味ではバッドエンドだけれど、そんな彼の贖罪と救済の日々を綴った(以下割愛)
…2025/2に開催されたナップビズ懇親会、それのレポート漫画について。3/7に第1話が公開されてから…もう6月です。まもなく3ヶ月です、懇親会が開催されてから、4ヶ月くらい経過しちゃいます。あの懇親会レポの、2は…?
三すくみに気づいていた方が他にもいらっしゃったんですね!なんとなく嬉しいです(*^_^*)
ともあれ、完走お疲れ様でした
蝶子さんの余韻を残す姿が個人的には好きです。
将来的にもしかしたら関係が良くなるかなという希望が残る演出でした。
素敵なしめくくりで良かったです。
歌葉さんと美琴さんが良い人生を歩めるといいなあ。
人を食い物にするような事が一つでも少なくなりますように。
蛙、蛞蝓、蛇
出揃ってスッキリしました。