アイドルの遺言-#MeTooの残響-Vol.17
- 2025.03.04
- アイドルの遺言
アイドルの遺言-#MeTooの残響-Vol.17
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ラベンダーにして下さいとも
カッパにしてくださいとも
言ってないんですけどね、そこに居たのはお洒落ラベンダーカッパでした。
勘のいい読者様は薄々お気付きだと思うのですが、
そうなんです。これ、懇親会レポの前哨戦マンガなんですよ。
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「アイドルの遺言-#MeTooの残響-」次話に続きます。
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蛙太郎先生、ダディ同様性癖は自由だけど、犯罪は絶対アカン。
☆
もはや、おまけ漫画が本体😂😂😂(インスタのストーリーズより)まさかのラベンダーカッパは予想の遙か斜め上ですが、川端康成の巻き込まれ事故感がハンパない🤣ラベンダーこのが、やがてアッシュ系になる流れかな🤔(他の作家さまのレポ漫画より)
私は、その女の絵を3枚、見たことがある。
1枚目は、その女の、関取こけしでも言うべきであろうか、ともかく、緑の黒髪であった頃の絵であって、なるほど、黒色の髪をあのような髪型で、面白くも何とも無いような顔をして、
「がっつり黒染めされてますね」
と言われるほどに、それはそれは黒色の髪の乙女の
絵であった。私はこれまで、こんな黒い髪の色をした女の絵をナップビズで見た事が、いちども無かった。
_
第二の絵は、これはまた、びっくりするくらいひどく変貌していた。ヤンキーの姿である。とにかく、おそろしく美貌の女性である。しかし、これもまた、不思議にも、不良な人間の感じはしなかった。服を着て、すっくと立ち、そうして、たぶん、笑っている。しかし、人間の笑いと、どこやら違う。血の重さ、とでも言おうか、生命の渋さ、とでも言おうか、そのような充実感は少しも無く、それこそ、羽毛のように軽く、ただ白紙一枚、そうして、笑っている。つまり、一から十まで造り物の感じなのである。キザと言っても足りない。軽薄と言っても足りない。ニヤケと言っても足りない。おしゃれと言っても、もちろん足りない。しかも、よく見ていると、この美貌の女性には、どこか貴族令嬢のような気品とともに、何か、悪役じみた気配が感ぜられて来るのである。私はこれまで、こんな不思議な美貌の女性をナップビズで見た事が、いちども無かった。
_
もう1枚の絵は、最も奇怪なものである。まるでもう、としの頃がわからない。頭はまさにラベンダーのようである。それが、四角いコマの真ん中で、呆然と座っていて、こんどは笑っていない。どんな表情も無い。謂わば、坐ったまま、自然に死んでいるような、まことにいまわしい、不吉なにおいのする絵であった。奇怪なのは、それだけでない。その絵には、わりに顔が大きく描かれていたので、私は、つくづくその顔の構造を調べる事が出来たのであるが、額は平凡、額の皺も平凡、眉も平凡、鼻も口も顎あごも平凡であったが、しかし、この顔には、2つの大きな丸い眼という特徴があった。たとえば、私がこの写真を見て、眼をつぶる。既に私はこの顔を忘れている。けれども、そのコマの女性の眼の印象だけは、どうしても消し去れぬ。ゆえに、画になる顔である。漫画として描かれた顔である。眼をひらく。あ、こんな顔だったのか、思い出し…
…って、うそです、あこさんの顔を、忘れたりするわけないじゃないですか。
とにかく、まさか、あこさんの頭がラベンダー畑にされてしまっただなんて… 私はこれまで、こんな不思議な髪の人の顔を見た事が、やはり、いちども… …
…いちども? いや、むかーし、見たような… 頭の頭頂部分だけ色が変わってしまってる人が、徒然漫画に登場してたはず… カッパやぬっぴーじゃなくて、この徒然漫画の作者のあこさんは、ものぐさにつき、人物の髪は、基本、単色なのだけれど、ひとりだけ、ツートンカラーにしてもらえた者が、1人いる…
…! もしかして、アイツか!?
それは、まさか、はなちゃんののろいなのでは!?
_
あとがき漫画劇場
次回「せめて人間らしく」
果たして、あこさんにかけられてしまったはなちゃんの呪いは解かれて、ごく普通の女性のような髪の色を取り戻すことができるのか!?
…
…でなければ、これが、「息子の倅さんが、算数の問題を解けなくて困ってた時に、一度ならず二度も、助けてあげなかったあこさんへの、二つ目の、神罰…!?
(補足:数日前に、データ消失があったけれども、まさか、本当に、この一連の騒動が、二つ目なのだろうか?