撚(よ)れし造花〜整形失敗女〜Vol.147
- 2024.12.24
- 撚(よ)れし造花〜整形失敗女〜
撚(よ)れし造花〜整形失敗女〜Vol.147
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「撚(よ)れし造花〜整形失敗女〜」次話に続きます。
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…
(いや、ふつうのひとは、
「No.1キャバ嬢だと、年収がすごい
→お金があるから、
きっと、車庫には外車があって、
ここにある時計はみな高級品で、
毎日ステーキ食べてたりして、
避暑地の別荘でステーキ食べることもあるのかも」
て、こんなにたくさん買い物できちゃう
くらいに給料がすげぇ!?
て思うことでしょう。
だから、美子は、ここでペラペラとおしゃべりしないで、
「いやぁ〜、それほどでもォ〜」
て、そういうことにしておいて、
マリさんに夢を見せたらよいのでは?
それに、どうせ喋るんだったら、
「うつくしさが、金をもたらす!
うつくしさが、人生を幸福にする!
うつくしさこそが、私の武器であり
神様が授けてくれたこの世の希望!
…そして、このうつくしさを維持するために
無くてはならないものが、
大明神の大いなる神秘のパワーが封じ込められた
アクセサリー!
これを部屋に置いておくだけでも、
部屋に満ちた邪気を祓い、
これをみにつけたなら、穢れをよせつけないのよ!?」
て、迫真の演技力と、ぜったいに、金に替えてみせるという強いこころのちからで、力説して、質屋の引き取り価格の3倍の売値で、宝石を押し売りしたなら、
お金が、ザックザックのザックザク
なんだから、さあ、セールストークをやるんなら、今がその時だ(他人から貰ったモノを、そうやって処分したこともあるんじゃないかしら?)
…
さあ、マリさんと美子の会話を
聞かされているたんぽぽ嬢の、明日はどっちだ?
ひきだしてボロだすんだろな
しかし、受験生におかれては、
クリスマスどころではないのかもしれません…
が、やはり、何かあるとやる気はあがることでしょうから、何か贈るのがいいかもしれません。
合格祈願でうカールとか、キットカットとか、
調べたらかっぱえびせんも「勝っぱえびせん」なのだとか、あるいは、糖分を補給するのにはあんこがいいらしいから、苺大福なんかをプレゼントするのはいかがなものでございましょう?
(苺大福…いちごだいふく…
「一路合格(いちロごウカク)」
「大イナル福キタル」)
略していちごだいふくだという言い伝えがありますので、
さあ、苺大福だ、苺大福と、
トンカツ、串カツ、チキンカツ、
ヒレカツ、ヘレカツ、メンチカツ、
進活、温活、学活、夜活、
なんでもいいから、カツを買って食べさせるのです
(辞書で夜活とありましたが、調べたら、
「よるかつ【夜活】
俗に、仕事が終わった後の時間を有効活用すること。勉強・情報収集・運動・趣味・交流などにあてる。」
なのだとか、
夜なべや夜更かしはダメだとするなら、
朝活で、早起きの習慣を(だいぶ、おせっかいな
撚(よ)れし造花〜整形失敗女〜Vol.147
…
まだ147話?
それとも、もう147話、なのだろうか?
…
「たんぽぽ嬢の左目だけは、死守しなければならない!」
「たんぽぽ嬢が、加害者になることが、あっちゃならねぇ!」
ていうたんぽぽ保護派としては、
「ぷ、あなた、
まさか、私が誰か、知らないのに、
ここまで来たの?」
て、
「私のことを名前を聞いただけで、
気の弱い奴は気絶する
もう二度と立ち上がれない」とか
「私は美子、
なるべく楽しく暮らしたい。
お金はたくさんあるのがいい。
おいしいものは食べたいし
遊んで毎日暮らしたい。
惨めな暮らしは大嫌い。
朝から晩までおしゃれして
世界の中の誰よりも
美しいねって言われたい」
と、アニメならここで美子の歌が挿入される場面?
更には、
「生まれた時から美人だし、頭の回転素早いし」
そして、美子は、
「この世の終わりが来た時も!
私1人は生き残る!」
そんな捨て台詞を残して、まんまと逃げ出すのでありました! …ていう、美子さん逃走ルートを切望してるんだが…
…
きっと、そのようにはならずに、
「どうやって、宝石を手に入れたの?」
「宝石を贈った人のことを、どう思ってるの?」て、この後、マリさんが美子を質問責めして、
美子はつべこべと言うんでしょう。しかし、たんぽぽ嬢たちは気をつけなければなりません、
「美子みたいな悪党が
べらべらとホントのことを
しゃべるのはどんなときだと思う?」
そうです、美子は、たんぽぽ嬢を家に招くと決めた時から、いろいろ「準備」してたのです!?
勝利を確信してるが故に、あけすけに打ち明け話をしておいて、この後、美子は、たんぽぽ嬢とマリさんを階下に落として(タワマンなんだから、カラクリ屋敷みたいなギミックはないんじゃないか?という反論には、返せる言葉はありません)
もしくは、
「真相を知ったお前たちを、生かしておくわけにはいかない」
て、口封じをしようと、襲いかかってくるであろう!? もしかしたら、「大本命」が、美子を守るべく、姿をあらわすかもしれない!?
が、ここで颯爽と現れる1人の男!
「貴様は、菊花っ!?
いきなり現れて、ええい、はなせ! 触るんじゃない!」
「いいや、美子。俺は、二度と、君を離さない!」
そして、美子がいかに悪い女であるのかをようやく知ったおきくさんは、
「コデマリさん、いろいろ迷惑をかけたね…
たんぽぽにも申し訳ないことをした…
せめてものつみほろぼしに、
この美子を連れて
俺も地獄へゆこう」
「やめろ、はなせ! 心中だなんて、冗談じゃない!」て騒ぐ美子を制しつつ、
「それでは、… さらばだ…!」
て、まさかのお菊さん道連れ展開で、タワマンのベランダから、お菊さんに捕らわれた美子は、ついに、文字通りの転落(このとき、美子にからみつくお菊さんの姿こそが、「撚れし造花」なのだったと、誰が予想できたことでしょう?)
みたいなことにして、ケリをつけるのかもしれないわけだけれども。
_
もしくは、
「わたしのひみつを あばこうとする
おろかものども!
いきて ここから だすわけには
いかない!!」
て、憤怒の形相も恐ろしく、
「おろかものども!!
おまえたちの ちからなど
とるにたらないことを おもいしれ!」
て、これ、最悪、美子の邪悪な力で、
2人は、灼かれて、落ちて、死ぬやつ…
…
なので、
よしこが ころすとさけんだら、
スマホで録音しなさい。
カメラは、世間に、
よしこの本性を教えるために 使いなさい。
SNSを使えば 視聴者たちの
コメントを つたえることが できる。
さあ たたかえ!
こころのちからを わすれるな!
…でも可。 なんだが、なんにしても、
「美子さん大暴走ルート」になると、誰かが、怪我をするかもしれないのが心配でならない
(マリさんがウサギなのは、タヌキを懲らしめるのに火をつけるから。
という、この話の根幹がカチカチ山なのだとしたら、…なんだが、しかし、現実には、「しなばもろとも」って、敵も必死で抵抗するとか逆襲するとかしてくるし、最悪、返り討ちにされるからなァ…
…
_.
他の、賢明な読者諸兄は、
「ぷ、あなた、
自分で稼いだお金で
買ったって思えるなんて、やっぱり、こどもね?」
とかなんとか言って、
「男どもに貢がせた事実を、
自慢げに、悪びれもせず、
他に誰がこれを聞いてるのかわからないのに、
滔々と語り出す」
て、予想してそうだし、たぶん、そうなのだろうとは、_ななしも思ってる。
…
…とも書いておけば、「読者に予想された展開にはしない」て、更にすごいことになるのでは?
男どもから宝石を巻き上げてきた美子は、しかし、それらは、あのあや様に献上して、「これらに、神秘のパワーを込めまして売りましたら、売り上げがザックザックのザックザクでしょう」とか、なんと、美子は大明神のしたっぱなのだった!?みたいなことが判明して、時をおかず、ついに、代表のあや様が本気出してやってくるとか…
あなたなにも知らないのね!
キャバだけでこんなに稼げるわけないじゃい!
からの、男を騙してるのよーの言質?