娘が梅毒になりましたVol.305
- 2024.01.20
- 娘が梅毒になりました
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娘が梅毒になりましたVol.305
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あとがき
ベートーヴェン作曲「華麗なる大ソナタ」より「悲愴」
ピアノが織り成す美しい旋律に見送られ、グッバイ金太郎。
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もし宜しければチェックしてみて下さいませ。
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「与えられた境遇を呪うより
いっそ楽しんで生きる
……それもいい」
「辛く苦しい過去があったとしても
楽しく生きられたらそれでいい」
…
とうとう、笑い出してしまった金太郎。
しかし、楽譜の、最後の一音が鳴らされないことには、
オペラは、終わるまい。
この後、「服役」(間奏)ののちに、
「出所後」(第二楽章)があって、
老後、終末と、第三、第四楽章まであるんだよ?
喜劇は、終わり。かもしれないけれども、幕はまだ降りてはいないのだ…
父親が誰かも解らないし、中絶一択だよね。
赤ちゃんは可哀想だけど…
誰の子でも産んだら生涯母も子も
茨の道な気がする‥
産まないでかおりちゃん🥲
〉〉華麗なる人生は、散り去った
…本当に、これで、終わりなんだろうか?
「憎まれっ子世に憚る」
刑事たちは正常でも、署長が悪徳なやつかもしれない。
金太郎を医大に入れられたんだから、あるいは、城之内という一族が、本当に名門だったりするのかもしれない。最悪、カネタローの親の七光で、カネタローが「無罪」はないとしても、「割と軽めな処分」で済まされたりするかもしれない。子どもの不祥事をもみ消そうという親が、本気を出したら、あるいは…
だから、ちゃんと「終幕」までやるべきだとは思う。
連行され、留置されたカネタローは、しかし、科せられた罰金刑におとなしく応じて、ひとまずは、「お金」で、なんとかしたのであった。
しかし、これが、栄華を極めたカネタローが自由に使うことのできた、最後の金でもあった。
なんとか、家に帰った時、すでに、母娘はあの豪邸には居なかった。ふじんは、子を伴って、実家へ帰ったようだった。それどころか、その豪邸は、もはや城之内邸ですらなくなっていた。
パパ活してしまったことがバレたことで、家族を失い、家を失った金太郎。
彼の転落、没落は、これだけではすまなかった。
貯金は、罰金刑で、使い果たした。
その後の、「離婚」の財産分与その他諸々で、本当に素寒貧となった。
せめて、病院さえあったなら、そこで稼げたろうけれど、この逮捕劇が原因で、病院もとりつぶしとなり、
開業医としての人生もまた終わってしまうのであった。
…開業医としてではなく、どこか、他所の病院に雇われればいいのではないか? 世の中、そんな甘くない。
人手不足が深刻な医療現場でも、金太郎のような前科持ちを、信用するようなところが、あるわけない。
生きるため食うための再就職も難航し、どうにか食い繋ぐために始めたバイトも、しかし、「かつては開業医であった」というプライドがかえって仇となって、続かない続けられない。
ついには、無職。
「人間、水さえあれば、生きられる」とはいっても、限度がある。
最期は、公園の蛇口に口をつけたまま、金太郎の心臓は、その鼓動を止めて、おしまいに……
_
って、「最終的には孤独死」なのか、それとも、
なんとか出所した金太郎は、こんなことになった恨みを晴らすべく、「証言」をした者にお礼参りをしようとする。いや、見当はついている、おそらくは、ブドウのしわざだと、ブドウ狩りを決意した金太郎の前に、ひとりの男が現れる。
「あの灰皿女は、必ず倒さねばならない!」
こうして、金太郎は、カッパおぢさんと手を組む!?
あとは、猪八戒と、三蔵法師でパーティーを組んで、力を合わせれば、勝てる!? という、「復讐」なのか、
「ここまで、ぜんぶ、カネタローが見ていた悪夢なのでした。かつては、ふじんとしあわせに暮らしていた過去と、パパ活で愉しんでいる現在と、金太郎が罪人として裁かれることで、残された母娘のその後の人生とはそれはそれは悲惨なものだが、それも、お前の行動が招く未来なのだ」
「イヤだ! あんな奴らでも私には大事な家族だ! どうか、妻子は助けてやってくれ!」「それはできない相談だな」て、ところで、目を覚ました金太郎は、改心して、パパ活やめることにするのでありました…」
と、城之内夫人と令嬢を救うには、もう、夢オチしかないんじゃ…?
(金太郎だけでなく、母娘の人生をも一変させてしまった。そのきっかけは、「証言」
だから、考えられる悪いルートのひとつとしては、
「アンタが証言者か?」て、金太郎のことを警察に証言した者を、カネタローの娘は探し始める。
やがて、香織を見つける!
「お前のせいで、パパは捕まって、私たちの生活も一変したンだぞ!?」
て、これはもう逆恨みなのか親の仇討ちなのか、なんにしても、「証言」のお礼参りを、娘や妻がやらないとも限らないし…
_
諸行無常。盛者必滅。
奢れる者も久しからず、
猛きものもついには滅びる。
カネタローの開業医人生も、これで、唐突に終わり。
かもしれないけれど、彼の心臓が、その鼓動を刻み続ける限り、彼の人生の楽章もまた終わらない。
余生は、「反省」「贖罪」についやすとは思えないし、
やはり、「報復」「復讐」「仕返し」というテーマで、彼のオペラはもう少し続くのでは?
ダディ、最期を華麗にしめてくれると思ったよ。
来世はイタリア人に生まれ変わると良いね。
産む選択はないよね。
誰の子か解らないし、子どもは先天性梅毒。
グッバイダディ
産んでも堕ろしても問題山積。
女の子には、妊娠や出産を正しく恐れて欲しい。
望んで妊娠するなら、どんな苦しさも我慢できるけど、望まない妊娠は地獄の苦しみと激痛があるだけ。状態によっては母子共に亡くなる事もある。
望んだ妊娠と、望まない妊娠は、天と地ほどの違いがある。
男の子にも、遊びの成功なんか有り得ないと教えて欲しい。
これはね…梅毒だいぶん進行してるっぽいのに赤ちゃんおるって、情にほだされて産む事は先天性梅毒に相当侵されてると思うからやめて欲しいね…
しかし中絶するにしても診察が遅くて週数結構いってるから、出産と同じような感じでやる方法になるとか?陣痛促進剤打ってとか…いや、やっぱり中絶出来る週数過ぎてるのかな?それはヤバいな…次回が怖ス
開業医、城之内金太郎。
彼の大ソナタに、敢えて、名前を与えるなら、
さて、どんな名前がよごさんしょうかねェ?
…
「父」が、悪いやつだったという話としては、
たしか、「グリーン・ゴブリン(スパイダーマン)とか、「ダース・ベイダー」とか…
かつて、いじめられたことがあるという裏設定は、
「ミュージックマイスター(Batman: The Brave and the Bold)」や、
「シスター弓子(聖ミカエラ学園漂流記)」を彷彿とさせる。
いじめで壊されたココロを、少女らの尊厳を破壊することで埋めようとしてたのなら、まさに、ケフカ・パラッツォ的衝動(FFⅥ)によって、買春してきたのだともいえよう。
なんとなく、「董卓。字は仲穎(三国志)」なんかも連想したけれど…
…だから、
「バッドマン ザ・マネー・マイスター」
とでも命名して、
「もう遅い! 証拠の写真は、既に我が手に! サテライト! 衛星でばら撒かれたくなくば、命令に従え!」
て、金をJKに見せびらかして、金の力で、パパ活女子を屈服させてたのが、第二部の(WBから怒られないことを、心から祈る)
_
あるいは、
「オペラ好きな怪人(オペラ座の怪人)」
「Strange Case of Dr.Kanetaro and Mr.Daddy(ジーキル博士とハイド氏)」
「ヒヒ(ナナ …少女漫画のNANAじゃなくて、ゾラの小説の「ナナ」女優だったナナは、同棲相手に暴力を振るわれた。その後、彼女は、とある伯爵の愛人となり、パトロン達を虜にして大金を巻き上げ、散財させ破滅させ、その後突如失踪…と、金太郎とはやってることが反対なような、おんなじなような…?)」
「Dr.カネタローの謎」で過去を明らかにして、
「Dr.カネタローの最期!?」で法で裁かれることとなるカネタローは、しかし、
「新たなる野望!!」と(カプコンから抗議されないことを強く望む)
…ちゃんと、真面目にちゃんとした題名で、いつか、金太郎氏の、生い立ちと、逮捕されて、罰せられた後の話が、されたりはするのだろうか? 連行される前に、「自決」したんでないのなら、やはり、まだ、彼のオペラは、終わってはいないのだし…
_
ところで、気まぐれに、「オペラ 喜劇」を調べたら、
「セビリアの理髪師」というオペラをみつけました。
これの曲目一覧を見てみたんですが…
…
「ぶしつけな奴らだ!」(早朝訪問する刑事に対して)
「ああ、この悪党め!」
「わしのような医者に向かって」(刑事とカネタローの言い争い)
「何事ですか」(騒々しいからと、やってきちゃう母娘)
「皆やめろ」「この、わからず屋が」(逮捕令状はあったとして、家宅捜査の令状もあったのだろうか?)
「しかしやっかいなことになった!」(金で、見逃しては、くれまいか?)
「さようなら、先生」(観念しろ。さあ、立つんだ)
「ああ! ひどい目に遭った」(まさか、城之内夫人の、お鼻が、お亡くなりになるとは、思いませんでした)
「ああ! 何と意外な展開でしょう!」(さあ笑え!)
「さあ皆さん」(喝采したまえ!)
…たしかに、この逮捕劇こそは、喜劇だった。
それ辞世の句ですがなdaddy
La commedia è finita!. 『道化師』ですね
妻を殺すのと、妻に死ねといわれるのと
どちらもが喜劇ですね